憧れの年収1000万。気になる手取り額を調べると、実際の生活はそんなに裕福ではない?

憧れの年収1000万。気になる手取り額を調べると、実際の生活はそんなに裕福ではない? | ファイナンシャルフィールド

年収1000万円は、どれくらいの人がもらっているのか? ■年収1000万円以上の男女別割合 平成29年度の1年の給与額が1000万円を超える人の割合は、4.5%でした。平成28年度は4.2%だったので、若干増加しています。男女別で見ると、男性は6.9%、女性は0.9%となっており、ここでも男女の格差が見られます。過去3年間を見てもその傾向は変わりません。 ■年収1000万円を超える社員が多い会社の事業人数別割合 同じく平成29年度の調査結果を見ると、表1の結果になっています。これを見ると、小規模の事業所よりも社員数の多い、規模の大きな事業所の方が、年収1000万円を超える社員の割合が高く、5000人以上の規模になると、社員の約10人に一人が年収1000万円を超えている結果になっています。年収1000万円を目指すならば、社員数の多い会社に就職した方が確率は高くなります。 ■年収1000万円以上の資本金別割合 企業の資本金別で見てみると、個人事業主で、年収1000万円を超える人は1割に届きません。資本金が10億円未満での年収1000万円の割合はそれほど大きく変わりませんが、10億円を超えると一気に2ケタの割合となっています。やはり、サラリーマンとして年収1000万円を目指すには、資本金でも規模の大きな会社に入った方が良いようです。 年収1000万円の手取りはどれくらいか? ■超過累進課税について知ろう サラリーマンが年収1000万円といっているのは、会社から支給される給与(含む、交通費や各種手当)や賞与の合計、いわゆる額面年収であり、手取りとは異なります。つまり、額面年収から社会保険料や税金を引いたものが手取りになります。 日本は、超過累進課税制度を採用しているため、年収が上がれば上がるほど税金を多く取られる(所得税で5%〜45%)ことになります。したがって、年収の差がそのまま手取りの差になるわけではなく、税金分の差分が小さくなるのです。 ■年収1000万円はお金持ちなのか?

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