当たり前のことではありますが、人的資本経営の核心は「KPIマネジメント」です。しかし、汎用的なKPIをただ運用しているだけだったり、従前の取り組みの中で指標化しやすいものをピックアップして「人的資本経営のKPI」(以下、HR-KPI)として運用したりするだけでは効果は出ません。そこで本連載では、楠本和矢氏(HR Design Lab.代表 兼 博報堂コンサルティング執行役員)がHR-KPIにフォーカスし、コンサルタントの視点で、各企業の人材戦略策定のヒントになる見解を述べていきます。その第1回として今回は、HR-KPIとは何かを改めて理解した上で、その設定・運用で意識するべきステークホルダーの視点を紹介します。
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