ブロックチェーンが生み出していくクリエイターとファンの新しい関係

第83回 クリエイターとファンをつなぐデジタル技術 | Humony International

Phone: 03(5328)3070Email: hyoe.narita@humonyinter.com2022年05月18日 掲載筆者 フューチャー株式会社取締役 フューチャー経済・金融研究所長 1986年東京大学法学部卒。1990年カリフォルニア大学バークレー校法律学大学院卒(LL.M)。米国ニューヨーク州弁護士。 国際通貨基金日本理事代理(2007年)、バーゼル銀行監督委員会委員(2012年)、日本銀行金融市場局長(2013年)、同・決済機構局長(2015年)などを経て現職。この間、国際決済銀行・市場委員会委員、同・決済市場インフラ委員会委員、東京都・国際金融都市東京のあり方懇談会委員、同「Society5.0」社会実装モデルのあり方検討会委員などを歴任。主要著書は「国際金融都市・東京」(小池百合子氏らと共著)、「情報技術革新・データ革命と中央銀行デジタル通貨」(柳川範之氏と共著)、「金融の未来」、「デジタル化する世界と金融」(中曽宏氏らと共著)など。 暗号資産を誕生させたブロックチェーン。しかし、この技術の波及は金融分野だけにとどまらない。新たなデジタル技術がカルチャーの世界をどのように変えるのか――㈱ロイヤリティバンク取締役社長兼CTO五十嵐太清氏に訊いた(前編)。 ブロックチェーン(分散型台帳技術)とは、取引などの記録を誰かが一元管理するのではなく、インターネットにつながったネットワークの参加者が共有し、取引履歴を鎖(チェーン)のようにつないで維持する仕組みです。この技術は、金融の世界では大きな関心を集め、最初に暗号資産(当初は仮想通貨)という形で応用されました。これは、権利の連続という意味で、まずは、転々と人の手から手に渡っていくお金の分野への応用が最も考えやすかったからです。とはいえ、ブロックチェーンは応用の可能性が高い技術で、応用をお金の分野にとどめていてはその潜在力が十分発揮できないだろうと、私は前職(日本銀行)の時代から思っていました。今回は、アート、音楽、漫画、アニメといったカルチャー/エンターテインメントの分野でブロックチェーンのノウハウ・専門技術を活かして活躍されてい

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